はつらつ食堂

けんちん汁

寒い冬には、できるだけ体を温めましょう。温めることで体の抵抗力も高まります。根菜をたっぷり使った熱々のけんちん汁は、体を温め、ビタミンやミネラルなどの栄養がしっかりとれる逸品です。

けんちん汁

栄養価(1人分)

エネルギー
(Kcal)
169.0
タンパク質
(g)
5.4
脂質
(g)
8.8
ビタミンE
(mg)
0.5
塩分
(g)
2.0
コレステロール
(g)
0.0
食物繊維
(g)
3.9

材料(2人分)

  • ダイコン
    40g
  • ニンジン
    30g
  • サトイモ
    50g
  • ゴボウ
    40g
  • コンニャク
    40g
  • シメジ
    30g
  • 豆腐
    1/4丁(100g)
  • 青ネギ
    少量
  • だし
    400cc
  • 小さじ1/2
  • 醤油
    小さじ1
  • 七味唐辛子
    少量
  • ごま油
    大さじ1
  • 葛粉(または片栗粉)
    大さじ1

作り方

  • 1.
    豆腐はザルなどにのせて、水切りしておきます。コンニャクは、一度茹でてから水を切り、薄切りにしてから小口切りにします。
  • 2.
    ダイコン、ニンジンはよく洗っていちょう切りに、サトイモは皮を剥いて輪切りに、ゴボウは洗ってささがきに、シメジは石づきをとってほぐします。だし汁をとった昆布も短冊切りにします。(ダイコン、ニンジンは安全なものなら皮付きのままでかまいません)
  • 3.
    鍋にごま油を入れて熱し、豆腐を炒め、次にコンニャクを加えて炒め、さらに2を加えて炒めます。
  • 4.
    だし汁を加えてアクをとり、具が柔らかくなったら、塩、醤油で調味します。水で溶いた葛粉を加えて混ぜ、透明感が出るまで煮ます。
  • 5.
    刻んだネギを散らし、七味唐辛子をふります。

ワンポイントメモ

根菜やキノコ、コンニャクには、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は、腸内の善玉菌の餌となり腸内環境を整え、整腸作用だけでなく免疫力を高めることにも関与しています。また、だしをとった昆布も捨てずに食べましょう。昆布に含まれるアルギン酸やフコイダンという成分には、がん予防やコレステロール低下作用があると言われています。

応用メモ

今回は、体が温まるように、葛粉でとろみをつけ、七味唐辛子を添えました。柚子や山椒、シソを添えても、香りがよく食が進みます。具材は、カブや白菜、レンコンなどの野菜や、ワカメやとろろ昆布などの海藻を入れてもよいでしょう。

ご利用上の注意
こちらのレシピならびにコラムには、有効成分などの表記が含まれていますが、「この食べ物を食べたら病気が治る」というものではなく、「大量に摂取すると健康になる」といったものでもありません。
これらのコラムを参考にしていただき、日々の食事を豊かにしていただくことにご活用ください。

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