はつらつ食堂
タケノコごはん
タケノコは、以前は食物繊維が多いだけで栄養的には評価の低い食べ物でしたが、近年はこの食物繊維が腸内のコレステロールを排出し、血糖の上昇を抑えると言われています。また、消化酵素の影響を受けないキシロオリゴ糖を含んでいるため、腸内環境を整えて免疫力の維持に役立つと言われています。
栄養価(1人分)
- エネルギー
(Kcal) - 308
- タンパク質
(g) - 6.8
- 脂質
(g) - 0.8
- ビタミンE
(mg) - 0.4
- 塩分
(g) - 2.1
- コレステロール
(g) - 0.0
- 食物繊維
(g) - 1.4
材料(2人分)
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- 米
- 1カップ
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- 茹でタケノコ
- 60g
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- だし汁
- 約1カップ
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- 木の芽
- 適量
- 【下味汁】
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- 酒
- 大さじ1
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- 薄口醤油
- 大さじ1
-
- 塩
- ひとつまみ
作り方
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- 1.
- 米は炊く30分前に洗い、ザルにあげます。
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- 2.
- タケノコは薄切りにして、下味汁に10分間浸した後、タケノコを取り出します。
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- 3.
- 炊飯器に米を入れ、カップに下味汁をとり、だし汁を1カップの目盛りまで加えます。
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- 4.
- 3の上にタケノコをのせて炊きます。
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- 5.
- 炊き上がり後7分間程蒸らし全体を混ぜ、お茶碗に盛りつけ、木の芽を添えます。
ワンポイントメモ
タケノコを茹でると、白いモロモロとしたものがでてきます。これは、チロシンというタンパク質に含まれるアミノ酸の一つで、脳を活性化させる働きがあると言われています。せっかくですから取り除かずそのまま料理しましょう。水煮タケノコでもチロシンの量はほとんど変わらないと言われています。
応用メモ
今回は、白米で炊きましたが、発芽玄米などを利用すると、さらにコレステロールや血圧の上昇抑制作用があるGABAなどを取ることができます。またニンジンや、ゴボウなどの食物繊維の多い野菜をさらに合わせて炊き込んでもよいでしょう。
ご利用上の注意
こちらのレシピならびにコラムには、有効成分などの表記が含まれていますが、「この食べ物を食べたら病気が治る」というものではなく、「大量に摂取すると健康になる」といったものでもありません。
これらのコラムを参考にしていただき、日々の食事を豊かにしていただくことにご活用ください。